常に全力売買で手数料率を意識する事について
メイン口座は現金比率を高めたものの、月曜日のマーケットは上昇気配
完全に置いて行かれそうです。
サブ口座は、含み損となっていた銘柄が救われそうです。
月利7%で満足するのか、チャンスが今あるのだからさらに伸ばすのか。それだけを空想しています。
ここ2か月ほどは、さらなる利益を狙って銘柄を選択した所で大きなマイナスを食らっています。先月と今月の投資には何の関連性も無いですが、知らずのうちにハイリスクな投資になっていないかは、自分を客観視して、注視しておきたい。
さて、本題ですが。今私は全力銘柄デイトレ作戦を実行しています。
これは、現在の証券会社の手数料率を意識した取引手法です。
手数料は片道0.45%、もちろん往復で0.90%。
ただし、1回の手数料の上限は20ドル。
この制度を見たとき、どうせなら手数料率上限の恩恵が受けられるように
一度に大きな額の株を買おう。と考えたことがある人は多いと思います。
それでは、視覚的にどれくらいの額ならお得感があるのか。
作成してみたのでご覧ください。
縦軸:手数料率
横軸:1回の買付額(ドル)
4444ドル程度の売買までは手数料が一律です。その後、急激にお得度が上がっていきます。私的には20000ドル(約200万円)を一気に売買するあたりから、十分にコスト削減効果があるように思います。横軸の1つ目 20000 と表示されている所ですね。
もちろん、その後も投資額が上がるにつれ、手数料の占める割合は減っていきます。
最近実施している、1取引で100,000ドル前後の場合まで、グラフの曲線を引いてみました。
最後はさすがに、坂道はほぼフラットとなりましたが、手数料の占める割合はどんどん下がっていったのが視覚的に再認識できました。
図に示している黄色のポイントは、1%ラインです。
株価が約1%値上がりしたところで売却してしまった場合、視覚的にどのような利益を得ることができるでしょうか。それが矢印で示された距離分になります。
実際、1%も値上がり益を取っていないことが多い私はその日の瞬間の値動きで売買したりすることも多い。この図を見ると改めて、大きな金額で動かしているからこそ、薄利でも利益は残るという仕組みを強く認識できました。
ただし、この手法にも弱点があり、それは 大きく上がる相場においては、完全に置いて行かれるという事です。特に、得られるはずだった利益を、自分の手で捨てる(薄利で売却する)行為を後悔することは間違いありません。
逆に、得意とするのはレンジ相場です。高いところで売り、また安い所で買い戻す投資が決まれば、うまくいけばもとより多い株数を保有することもできてしまいます。その株数で、今後の上昇相場に乗れば、かなりの資産増加につながると期待できますが。
成長銘柄の真の動きに対応できないという一番痛いところが備わっていない投資法ですが、理論的には手数料率は割安になり、負けにくい投資だと思っています。
この投資の運用上の短所としては、売買を繰り返しているうちに取得単価が自分の中で混乱し、一体今の株価で特しているのか損しているのかわからなくなってしまう恐れがあること。
これも結構、痛い点かもしれません。
その対応策として、毎日資産棚卸をしています。
いくら含み益であるかなどは考えず、日々の株価×株数で時価額を出しています。
現在の価値の推移こそが、自分の月間成績だととらえてます。