【日本株】先を見据えた会社に投資する
株式市場はかなりの値を戻しつつあります。今朝のアメリカも急上昇。ギリアド社の新型ウイルス治療薬レムデシビルが臨床試験で主要評価項目満たす?
このニュースかな。
つい、日々の値動きに踊らされがちですが、値動きを意識することは、神経を使う割に、がちホールドに劣ることもしばしば(というか、だいたい劣る?)なのでお勧めできませんね。
まー、偉そうに言いますがアプリがある以上、スマホを見てしまうんですけどね。例えば8時過ぎに気配が出ますよね。あれ見てしまうんですが、一切役に立ったことは有りませんねw
100歩譲って、決算発表翌日くらいじゃないでしょうか。見てもいいのは。。
先を見据えた投資ができているか考える
さて、米国株になくて、日本株にあるものとは何でしょうか。
とりあえず「株主優待」が代表的かなと思います。
昔は少し株主優待銘柄を集めてたんですけどね。10銘柄目前で、管理しきれずに断念しました(笑)
ただ、楽しさはありましたね。しかし優待を貰う事が目的になり、「これ、微妙やけどいっとくか」という思考で投資していた事が有ったので、ちょっとメンタルが向かなかったですね。判断の連続で、非常に困難が付きまといました。
話がそれました。
その「株主優待」で段階を付けている銘柄が多いのはご存知でしょうか。
例
100株・・・3,000円の食事券
1,000株・・・10,000円の食事券
こういうパターンをよく目にします。
100株と1,000株を比較すると、株数(投資に必要な資金)は10倍を要するのに対し、優待内容は10倍になっていません。
優待目当ての投資家が取る行動は
「最低単元だけ保有する。1,000株の欄は最初から興味なし」
となるのが大半ではないでしょうか。私もそう思います。
上場会社の基準として株主の数などいろいろな制約があり、幅広い株主構成を目指すための策と言えます。そして、この「おいしい部分」狙いで最低単元保有するのは効率的な方法だと思います。
私もヤマダ電機などで、過去にそれやってました!
ただ、自分もやっていたので、自分の当時の気持ちも思い出しながら言いますが、「優待目当てだけの投資家」を量産してしまうデメリットがあります。
ちゃんと会社の成長を信じて投資していない資金=悪くなったらすぐ逃げるだろうなと。
幅広い株主構成を目指すための策は効果的なのですが、やや希薄な付き合いというか、そんな株主で構成してしまう。
そんな中、逆の段階を設定する会社もあります。
会社は株主との長い付き合いを目指す
株式会社チェンジの株主優待の内容です。
200株毎という等間隔で優待内容が強化されており、特に800株⇒1,000株では、株数は1.25倍にとどまるのに対し、優待内容は2倍に強化されます。
この内容を見れば、優待効率では
「1,000株保有」一択になりますよね。
なぜ、他の多くの会社とは違い、株数が多くなるにつれて優待内容を強化しているのでしょうか。
私なりに考えた事を挙げてみます。
珍しい形!株数多い株主ほど優待効率↑
- 将来に自信がある。これからの会社だから、長期で見て欲しい
- 長期で持って、買い増ししてほしい。買い増しに業績で回答する、株価を上げる自信がある。分割も過去に実施してきた
- 短期で売買する投資家をあまり意識していない。
先を見据えて行動するというのは、聞きなれた言葉ですがなかなか難しいものです。その姿勢が感じ取れます。
周りの空気に流されずに、一貫していて真理を貫ける会社だと感じましたので、この優待内容を見ても長期投資する価値はあるかなと思い、しばらく投資していきたいと思います。
この、日本という総横並びの思考渦巻く国において、みずからの成長を確信し、株主に(その優待制度の内容で)長期投資を自然に働きかけ、長期に渡ってリターンで還していく。
長期投資で、最低でも数か月先のリターンにこだわっていきたいと思います。
となれば、今できる事は限られる。買う事、買うために資金を準備することですね。
決して、株主優待目当てで投資するわけではありません!値上がり益が当然の前提でございます。
蛇足
本日のアイキャッチ画像ですが細く頼りない橋=不安にもなる
そんな道だがまっすぐに伸びた1本道(真理)の先に明るい未来が(爆上げが)待っていると信じてます!今まさにこの橋を渡っている感じ。
投資のリターンなんて、メンタル料だからね。こういった場面でも継続していきましょうって感じです。熟成されるのを待ちましょう。